急増する前立腺がん
現在日本では毎年4〜5万人が新たに前立腺がんを発症し、約20万人が治療を受けていると推測されています。
かつては欧米と比べてリスクが低いとされていましたが、ここ数年で患者数が急増。
2024年までに胃がんを抜き、部位別がんのトップの座に躍り出ると予想されています。
予防のための栄養素
前立腺がん急増の背景には、検査法の進歩による発見率の向上と高齢化、そして食生活・生活習慣の欧米化があると考えられています。
まずは食生活の改善から始めましょう。
βカロテン、ビタミンC・Eなどの抗酸化栄養素やイソフラボン、オメガ3脂肪酸などには、前立腺がん予防の可能性があると報告されています。
40歳を過ぎたらPSA検査!
前立腺肥大は前立腺がんにはなりませんが、両者が併発することはあります。
また初期〜中期の前立腺がんは前立腺肥大と
ほぼ同じ症状をあらわすため、判断が遅れることも少なくありません。
上記のような理由で見つけにくかった前立腺がんですが、現在では簡単な血液検査(PSA検査)で早期発見が可能です。
40歳を過ぎたら定期的に検査を受けるようにしましょう。