神経栄養因子は生活習慣で改善できる
神経栄養因子を増やす食品・栄養素
・クロロゴニウム→マイクロアルジェ(微細藻類)の一種。NGF、BDNFの分泌を促進する作用や、神経細胞の保護作用が確認されている。
・プラズマローゲン→脳内に存在する脂質成分の一種で不足するとBDNFが合成しにくくなる。
鶏胸肉やホヤ、ホタテ貝などに多く含まれる。
・アスタキサンチン→脳に直接届く数少ないカロテノイド。
強い抗酸化能力を持ち、神経細胞の酸化ストレスを緩和して、認知能力の低下を防ぐ。
マイクロアルジェ・ヘマトコッカスやサケなどに多く含まれる。
運動習慣
有酸素運動、特に中強度から高強度の運動を長期にわたって行うことによって、血中のBDNF濃度が上昇することがわかっています。
・軽く汗をかく強度で週に3から4回
・40・50代は1回40分以上、60代以上は1回20分以上行うと効果的。
・10分程度のウォーキングでも、認知機能の向上には効果がある。