ヤバイ関係 
 
1.年々増加する糖尿病、すい臓がん。 
糖尿病とすい臓がんの患者数を比べると、相関関係を示しながら、増加の一途を辿っています。 
糖尿病がすい臓がんの発症を促す事もあれば、その逆もあります。 
 
2.糖尿病とすい臓がん、負の相関。 
・すい臓がんの25.9%で糖尿病を合併。 
・糖尿病患者はすい臓がんの危険が約2倍 
・すい臓がんの発症は糖尿病が発症して2年以内にもっとも多く、糖尿病の新規発症は早期診断の大きな手がかりとなる。 
・喫煙とすい炎は、特にすい臓がん発症リスクを増加させる。 
・米国では、空腹時血糖の上昇をすい臓がん早期診断の指標とする方針。 

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共通の発症要因『血糖値スパイク』 
通常、血糖値は食後緩やかに上昇し、2時間程度で元に戻ります。 
一方、食後に血糖値が急上昇し、その後急降下すり状態を血糖値スパイクと呼びます。 
・空腹時の血糖値は正常なため高血糖に気付きにくく、糖尿病のリスクが増大。 
・血糖値スパイク発生時に大量の活性酸素が発生、細胞の酸化『がん化』を促進。